園からのおたより
第三回家庭学級『影絵鑑賞』がありました
父母の会の役員の皆さんが、子どもたちのために企画してくださった今回の家庭学級。第三回目は、影絵劇団かしの樹の『シルエットファンタジー』と『はらぺこプンタ』の2つを子どもたちに見せてくれました。長いことこの幼稚園で働いている私は、もう何回も見た作品ですが、何度見てもワクワクする面白い作品で、今回も公演の内容、そして語り手のおじさんに会えるのをとても楽しみにしていました。
影絵ですから、体育館の証明を落とします。怖くて泣く子もいるかな…?と少し心配しましたが、『シルエットファンタジー』での影遊びや影絵への関心が高く、子どもたちはもっとよく見たい気持ちからだんだん前(ステージ)に近づいていきます(笑)もっとよく見たくて泣く子はいましたが、暗くて泣く子は誰もいませんでした。
『シルエットファンタジー』では、マジックおじさん(女性の方が演じていました)が、スクリーンの向こう側で影を使っていろいろな発見をさせてくれました。見る角度によって、まったく違う物に見える影の不思議に子どもたちは大盛り上がり。語り手のおじさんの「これ、なぁ~に?」のフレーズにも終始笑い声が絶えませんでした。
『はらぺこプンタ』のお話では、語り手おじさんが一人で全てのセリフや歌をこなします。上手に声色を変え、奇想天外な話の内容に、子どもたちはどんどん惹きつけられていきました。来月、生活発表会を控えている子どもたちにとって、今日の影絵鑑賞は、演じ手の側からも観客の側からも、どちらからもいい学びになったと思います。
保護者の皆様、子どもたちにいい経験をありがとうございました。来月の生活発表会、どうぞよろしくお願いします。