園からのおたより
年長さんの卒園記念品制作
12月も残り半分。寒さもグッと厳しくなり、今日はずいぶんと雪が舞いました。冬休みが明ければ令和4年度の生活も一気にラストスパートになりますね。
今日は年長組のみんなが卒園記念品の絵皿作りをおこないましたよ。
毎年お世話になっている富谷市「薫風窯」の澤田先生・千葉先生に教えていただきながら、世界にたったひとつだけの思い出に残るお皿を作りました。
平たい板状の土粘土を型に押し付けてお皿の形にして、土を原料にした特殊な絵の具で自分の顔や好きな模様を描いていきます。
ある意味、失敗なしのぶっつけ本番。心地よい緊張感を保ちつつも、焼き上がりを頭の中で楽しみに思い浮かべながら描いていました。
本格的な陶芸用の土粘土も、この絵の具も、これまでの園生活で扱ったことのない素材・材料です。少人数のグループで、交代しながら描いていく作業にも、「今使ってるから、次まわすね」「こっちの色の筆があいてるよ 誰か使う人~?」などと言葉のやり取りをしながら、貸し借りし合いながら、和気あいあいとすすめることができました。そして、友だちの作品を見ながら「うわぁ、じょうずだね」「そっくりだね」などと認め合うことができていたのがとても印象的でしたよ。今までみんな一緒に色々なことを経験してきたクラスの仲間だからこそ…ですね。
完成は卒園式直前の予定です。その頃には、この子たちはもっともっと大きくなって、もっともっと自分たちで考えたり仲間を思いやったり、自信を持って取り組んだりができるようになるんでしょうね。想像すると、その日が早く見たいようでもあり、まだまだずっと先であってほしいようでもあり…の私でした。