園からのおたより
父母の会家庭学級がありました
新型コロナウイルスの感染拡大で、園児の生活にたくさんの制限がかかったのと同じように、幼稚園の父母の会の活動もコロナ前とすっかり様子が変わってしまいました。もちろん、その年度その年度の役員を引き受けてくださった皆さんが、子どもたちのより良い園生活のために一生懸命動いてくださっていることには変わりがないのですが、いわゆるイベント的な行事はなかなか開催することが出来ない状況が続いていました。
そのような中、今日は久しぶりに保護者の皆様対象の家庭学級の講座が開かれましたよ。
株式会社明治・栄養士の阿部先生を講師にお迎えし、①「チョコレートの世界へようこそ」、②「元気が出る朝ごはん」といったふたつのテーマで講話をしていただきました。先生のお話の中で印象深かったことをご紹介します。
まずは、チョコレートについて…。全世界でのチョコレートの消費量を比較したとき、世界一のチョコレートの消費国はスイスで、次いでドイツ・エストニアと続き、日本は19位とのこと。ところが、世界での生産量を比較すると、日本はドイツ・イタリア・イギリスに続いて、世界第4位なのだそうです。チョコレートの学名は「テオ ブロマ カカオ リンネ」神々の食べ物という意味になるそうです。先生は、「カカオの種類や採れた場所により、チョコレートの味が異なるのでぜひ食べ比べてみてください」とおっしゃっていました。また、明治で発売している有名なチョコ菓子、「きのこの山」と「たけのこの里」でどちらが好きかを尋ねると、全国的に「たけのこ派」が優勢だけれども、東北地方では福島県だけが「きのこ派」優勢というおもしろエピソードも聞かせていただきました。
後半は、元気が出る朝ごはんについてのお話でした。理想は、主食・主菜(おかず)・副菜(野菜類)・乳製品・果物が全て摂れる朝ごはんとのお話に、「えっ、そんな朝ごはん作ったことないわ。ガ~ン…」となりながらも、しっかり朝ごはんを食べると、集中できる・元気が出る・心が落ち着く・おなかがスッキリ(腸の動きが良くなり便秘にならない)というとてもわかりやすいお話に、「明日からは、自分のためにも家族のためにも、もう少しちゃんとした朝ごはんを作ろう」と心を改めました(笑)
今年度保護者の方のみを対象とした講座は今回1回だけでしたが、次年度、また開催した際には、多くの皆様にご参加いただければと思います。講師の阿部先生、運営してくださった父母の会本部役員の皆様、ありがとうございました。