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園からのおたより

アメンボの話 その2

昨日のブログで、園庭にアメンボがいたという話をしました。私(園長)が、市内の教員研修の関係でお世話になっている「むかい*いきもの研究所」の向井先生とメールのやり取りをしていて、そのことをお伝えしたところ、すぐに、以下のような返信をいただきました。

 

いろんな虫たちが飛び回る季節になってきましたね。
水たまりのアメンボ、おそらくヒメアメンボという
種類ですが、このアメンボはとてもよく飛びます。
そして、水面の反射をたよりに着水して生活するの
で、「なんでこんなところに」というようなちょっ
とした水たまりでも見られることが多いです。

また、車の車体の反射を水たまりからのものと間違
えて、車のボンネットに降りてしまうこともありま
す。信号待ちしていたら、ボンネットに突然ヒメア
メンボが降りてくる、ということもけっこうありま
す。こうやって生息地を広げているんだなぁと思う
と、虫たちの強さを感じます。

 

小さな生き物にも、びっくりするような能力があるのですね。向井先生からのお話(上記)、子どもたちにもぜひ伝えたいと思いました。

さて、アメンボのことを詳しく教えてくださった向井先生ですが、市内のいろいろな施設で生き物の観察会やワークショップなどを積極的に開いていらっしゃいます。ちょうど今の時期ですと、田んぼの生き物調査、水辺の動植物の写真撮影会、8月にはホタルの川の水生動物観察など、幼稚園の子どもたちでも参加できる興味深い自然体験イベントがたくさんあるようですよ。

なんと、このブログ初の(笑)リンクを張り付けておきましたので、ぜひご覧になってみてください。
むかい*いきもの研究所で検索してみてください。https://www.mukai-ikimono.com

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