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園からのおたより

2026年 今年もよろしくお願いいたします そして、1月に思うこと

新しい年を迎え、冬休みの間静かだった幼稚園の園舎にも、子どもたちの元気な声が戻りました。たいへん遅くなりましたが、今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

8日には体育館で冬休み終わりの式をおこないました。西多賀幼稚園全員で交わした“あけましておめでとうございます!!”のあいさつは清々しく、本当に気持ちの良いものでした。冬休み中、すっかり、ゆったりモードになっていた心と身体が、シャキーンと目を覚まし、それでいて気持ちがあったかくなるような、とても嬉しい瞬間でした。2026年もみんな笑顔で、前に進んでいきたいと思います。

さて、1月というと、私は、31年前に起こった、「阪神淡路大震災」を思い出さずにはいられません。個人的な話になってしまいますが、あの大震災のちょうど一週間前に、その日で生後2か月になった娘を保育園に預け始め、産後休暇からクラス担任に復職したばかりでした。テレビ画面に映し出される、ズタズタに崩れた建物や高速道路を見ながら、また、その後の新聞報道等を見ながら、保育者としても、一人の新米母親としても、目の前にいる子どもを何が何でも守らなければ…でも、あんな状況で、本当にそれができるのだろうか…?と、なんともいえない、ざわざわとした気持ちになったものでした。

昨年末には青森県で大きな地震があり、津波注意報が出され、その後1週間程度は、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」という耳慣れない状況が続きました。年始には、島根・鳥取県で大きな地震がありましたね。数年前の園長つうしんにも同じことを記したのですが、幸いなことに、15年前の3・11を含め、実際にこれまで起こった大きな地震は、すべて園が休みの日や夜間や保育時間外で、『保育時間中の大地震』というのは、子どもたちも、そして私自身も経験していません。31年前の阪神淡路大震災の時よりは、いくらか度胸がつき、「もしも、保育時間中に〇〇が起こったら〇〇を〇〇して…」といったシミュレーションも、当時よりは少し広い視野で考えられるようになっていると思いたいのですが、それでもなお、大切な命を守るということは、本当に難しいものだと思います。

私たち保育者は、これまで何度も“じぶんのいのちをまもるのがいちばんだいじだよ”と口にしてきました。言葉で言うのは簡単でも、いざとなると、子どもたちはみんな不安や恐怖心が先に立ってしまうのではないかと想像がつきます。また、東日本大震災の時に比べると、預かり保育を利用する園児の数が3~4倍に増えている現状を考えると、発災後すぐにお迎えをお願いしても、実際に園にお子さんをお迎えに来るまでに相当な時間がかかり、不安な時間を過ごす子どもが増えるということも想像できます。『かけがえのない自分の命を守れる子ども・子どもの命も、心も守れる保育者』を、教職員間で考えていきます。

1月13日配布園長つうしん“みんなえがお”より一部抜粋

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