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園からのおたより

年長組わくわく保育②~カレー作り・Tシャツ絞り染め~

始まりの集いを終えた子どもたちの弾んだ気持ちが、ほんのちょっとだけ鎮まる、緊張の瞬間がやって来ましたよ。エプロンをつけ、三角巾を被って、マスクもして…。今年は夕食で食べるカレーライスに入る野菜を自分で切ってみることにしました。

数年前、新型コロナウイルスの流行前におこなっていた「お泊まり保育」では、自分たちで包丁を持って野菜を切るというこの活動が定番だったのですが、しばらくの間はそれも自粛。調理は完全に子どもから離していました。今年は、思い切って復活させたのです。

 

子どもたちには、専用の“こども包丁”を持たせ、教師と向かい合う形でマンツーマンでおこないました。今回は、あらかじめ切りやすい形にカットしておいたじゃがいも・にんじん・きゅうりを切ってもらいました。「おうちでれんしゅうしたよ」と言うお友だちは、左手をしっかり猫の手のように添えて…、中にはぶっつけ本番だったお友だちもいたようでしたが、向かい側から先生がやさしく手を添えてくれたので、誰一人怪我をすることなく、上手に切り終えました。今度はお家でもお母さんのお手伝いができそうですね。

子どもたちが切ってくれたものは、衛生面で事故のないようにしっかり湯通ししたり洗浄・加熱したりして使いました。給食室ではバスの添乗の先生方が、丁寧に、そして愛情込めて、調理してくれましたよ。

 

 

次は、メインとなる活動のひとつであるTシャツの絞り染めをしましょう。手順はこうです。

①ご家庭で用意してくださった真っ白なTシャツを水で濡らして絞ります。

 

 

②身ごろの部分をキュッとつまんで輪ゴムで縛ります。同じやり方で、好きな位置に計3箇所つまみを作ります。輪ゴムをひねってクルンと縛るのが、慣れるまではなかなか大変です。

 

 

③ぬるま湯に染料(クラスカラーの3色)を入れてよく混ぜ、さらに塩を入れ、染め液を作ります。そこに、染める物(今回はTシャツ)を入れて、しっかり浸し20分間染めます。

 

 

④染め液から取り出し、水で軽くすすぎ洗いをします。その後、色止め剤の入った水に15分間つけます。
⑤色止め剤の入った水からTシャツを取り出し、輪ゴムを全て外して、洗濯機で脱水します。

写真が無いのですが、今回のわくわく保育では、④⑤の工程は年中組の先生方にお任せしました。(その間、子どもたちはおやつを食べたり、次の活動をしていました)年中組の先生たちは、Tシャツばかりでなく、自分たちの両手まで青く染めて、子どもたちのために一生懸命頑張ってくれましたよ。

さぁ、次は何かな…?綺麗に染まったTシャツは、最後のほうでお見せします!

 

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