園からのおたより
一週間が過ぎました
入園式・始業式から一週間が過ぎました。
今年度は、泣きながらバスを降りてくるお友だちやお部屋の靴のまま園庭に駆け出していくお友だちが少なめで、私たちはちょっと拍子抜けです。順調なスタートをきったように思いますが、それでも今日は週の終わりの日だからか、「ネツが出てしまいました」という欠席の連絡も目立ちました。登園してきたものの「朝は少しぐずりました…」という方も。頑張った分、疲れもあると思います。週末はゆっくり休んでくださいね。
さて、園の中に目をやると、年長組のお友だちは、しっかりと新入園のお友だちをリードしてくれて、頼もしさを感じます。昨年度まで、外遊びを開始する前のはじめの一週間くらいは、バスが園庭まで乗り入れ、園舎のすぐ近くまで寄せて子どもたちを降ろしていました。けれども昨夏、園庭の暗渠排水の工事をしてからは、緊急車両以外原則車の乗り入れはしないと決めましたので、今年度は最初の登園日から門の外に停車して降車させています。
慣れるまでは園庭を横切っていくショートカットになっても仕方がないので、まずは各々の昇降口へ誘導しようと考えていたのですが、年長組さんが中心になって同じコースの新入園児をリードし、優しく手を繋いでお部屋まで連れて行ってくれます。誰もショートカットせず、決められた通路を歩いていきます。
良かれと思って園舎に横付けして乗り降りさせていたのですが、ちゃんと出来たのです。些細なことかもしれませんが、子どもたちの持つ力はすごいなぁと感心しました。
お世話してもらっていた子が、お世話してあげる側に…。二つ並んだ小さな背中に、「ありがとうね」とそっと声をかけた今朝のひとコマでした。