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園からのおたより

ゆっくり…6月を

カレンダーがまた1枚めくられて6月に入り、あれよあれよという間に2週目に…。令和6年度の子どもたちの園生活も足かけ3か月目に入ったということですね。一歩ずつ、自分の足で歩みを進めている子どもたちにも、そして、“幼稚園でどんなふうに過ごしているのか、心配で心配でたまらない…”と思っていらっしゃった新入園児の保護者の皆様にも、ちょっとだけ、気持ちに余裕が出てきた頃ではないでしょうか。そのゆとり、どうぞ大事にしてください。

話が少しずれてしまいますが、誤解を恐れずに言いますと、≪なんとかなるさ…≫の気持ちが、私は、案外大事だと思うのです。決して、〈いいかげんに・テキトーにやる〉の意味の、なんとかなるさではありません。上手くいったり、つまずいたり、びよ~んと大ジャンプできたり、思いっきり期待外れだったり…。日々の暮らしの中にはそんな場面がたくさんあるもので、そんなときに大人も、そして子どもだって、気持ちが浮いたり沈んだりすることがあると思います。頭の中がそのことばっかりで、苦しい時期もあるかも知れません。けれどもそんな時こそ、なんとかなるさと気持ちに余裕を持って、おおらかに過ごしてもらいたいな…と思います。

苦手なこと、不安なこと、気になっていること、私たち教職員も、一緒に考えたり、解決策を探ったりするお手伝いをします。子どもたちにも、そのこと(いつもみんなのことを見ているよ・一緒に考えるよ)をしっかり伝えたいと思っていますし、お家の方も、どうか不安な顔や険しい顔にならずに、笑ってお子さんと向き合い、園に送り出していただければと思います。

木々の緑が小雨にしっとりと濡れ、紫陽花の花が綺麗に咲き、蜘蛛の巣にビーズ細工のようなしずくのネックレスができる…そんな季節です。ゆっくり深呼吸して、6月もよろしくお願いします。

 

6月12日配布 園長つうしん「みんなえがお」より 一部抜粋

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