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園からのおたより

地下鉄に乗ってでかけたよ!

10月21日(火)、朝から空気がひんやりとして、肌寒く感じましたが、年長組の子どもたちが楽しみにしていた園外保育『地下鉄乗車体験』の日でした。私服にスモック姿で、はしゃぎながら登園してくる子どもたちの様子を見て、どんな園外保育になるのか、私(教務主任)も楽しみでした。

スクールバスで、八木山動物公園駅まで送ってもらった子どもたちは、券売機で一人ひとり切符を買います。お父さんやお母さんと一緒だとまだ乗車運賃のかからない子どもたちなので、切符を買うという経験は初めてです。実は私も普段はモバイルです。今日は、先生たちみんなの切符をまとめて買うのに少しドキドキしました。

 

『きっぷを買う』をタッチ ⇨ 『こども👤』のボタンを押す ⇨ 『130円』をタッチ ⇨ お金を入れる ⇨ きっぷを取る。

という流れで切符を買います。事前に買い方を練習していたので、ほとんどの子どもたちがスムーズに買うことができました。お金を入れた後、どこから切符が出てくるのか分からなかったある男の子は、両手をお皿のような形にして切符が手の上に落ちてくるの待っていたので、とても可愛らしかったです。(笑)

 

3クラスの切符購入と写真撮影が終わるまでは、まだ地下鉄には乗れません。終点の駅なので、目の前に停まった地下鉄から運転手さんが降りてきました。運転席から出てきた運転手さんに向かって、「こんにちは」と元気にあいさつをする子どもたち。運転手さんが手を振ってくれたので、とてもうれしかったようです。その後運転手さんはホームを端から端まで移動し、同じ地下鉄に乗り込みました。今度は荒井方面に向けて運転するんですね。

 

地下鉄の中ではとても静かに過ごしていました。友だちや先生と話す声もひそひそ声です。みんなが同じ車両に座ることはできませんでしたが、一般のお客さんの迷惑にならないよう、ちゃんと考えて行動することができていました。公共の場でマナーを守る、というねらいは達成できました。

 

国際センター駅では、今度は改札機に切符を入れ、改札を通ります。先生たちから「国際センター駅では、切符は出てこないよ」と教えられていたので、改札機で入れた切符が出てくるのを待つ子はいなかったのですが…。機械のトラブル(切符が詰まった?)で、切符が出てきてしまった子がいました。切符を入れた子もビックリして目がまん丸でした👀ある意味、特別な体験です。

 

青葉山公園仙臺緑彩館までは、楽しく歩きました。人とすれ違うたびに「こんにちは!」と元気にあいさつをし、「かわいいね」「バイバイ」と言われては喜んでいました。子どもたちの可愛さとパワーに、すれ違う人たちもメロメロです。“西多賀幼稚園の子どもたち可愛いでしょう?”と心の中で勝手に自慢しながら、私も一緒に歩きました(笑)

風が冷たく肌寒く感じましたが、子どもたちはそんなこと気にしていない様子で、「先生、お腹空いた~」「早くおやつ食べたい」とのこと。時計を見たら、ちょうど12時だったので、お昼タイムにしました。

 

上の方を見ると、本丸のある石垣の上には、伊達政宗公の騎馬像が。ズームで撮ってみました。(後ろ向きでした)「なんと、元気な子どもたちじゃのう」とかなんとか言ってそうですね。

帰りは、迎えに来てくれたスクールバスに乗って帰りました。この園外保育は子どもたちが楽しかっただけではなく、私たち教師も、子どもたちの素敵な姿に気付くことができました。家族で地下鉄に乗る際には、切符の買い方を知った子どもたちに、切符の購入をお願いしてみてください。きっと自信たっぷりに引き受けてくれることと思いますよ。

園外保育の準備、ありがとうございました。

 

 

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