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園からのおたより

復活!年長組地下鉄乗車体験 その1

今朝はちょっと冷え込みましたね。10月も残り2日となり、季節がまた一歩進んだ感があります。そんな中、今日は年長組の子どもたちが、コロナ禍の4年間の中断を経て、『地下鉄乗車体験』をしましたよ。

 

今から10年以上前に、西多賀幼稚園の目玉行事として取り入れたこの行事、令和元年の10月に行って以来、新型コロナウイルスの影響で、ずっと“実施見送り”が続いていました。しかし、①新型コロナの感染状況が、以前に比べると深刻な状況でなくなっていること ②学級数が減り、学年単位での行動がとりやすくなっていること ③地下鉄東西線沿線に、緑化フェア後、青葉山公園が新規オープンしちょうどよい目的地ができたことなどの理由から、じつに5年ぶりの実施となりました。

 

先生方が作ってくれた段ボール製の練習用券売機で、何度も練習して臨んだ切符の購入。手順通りにボタンを押し、お金を入れて、切符を買います。

 

 

みんなドキドキしているみたい…。でも券売機から無事に切符が出てくると…

 

 

ホッとひと安心。切符はなくさないように大事にポケットにしまいました。

 

 

クラス全員が切符を購入し終えると、いよいよ切符を入れて、改札を通過しました。お部屋でたくさん練習してきたのだと思いますが、緊張のあまり、切符を取り忘れるお友だちが続出でした。そばにいた駅員さんが、優しく「切符を忘れてますよ~」と声をかけてくださいました。

 

車内では他のお客さんの迷惑にならないよう、友だちとおしゃべりしたい気持ちをグッと我慢して静かに座っています。車両は貸し切りではないので、十分配慮しましたが、大勢で乗ってきた子どもたちにちょっと驚いた表情の方もいました。中には子ども同士ができるだけ離れることなく座れるようにと、席を移動してくださった親切な方もおり、周囲の方に支えられてこの体験ができることに、あらためて感謝しました。

 

始発駅から3駅、7分ほどで国際センター駅に到着。ポケットの中に大切にしまっておいた切符をもう一度改札に通しました。今度は、切符がまた出てくるのを待つお友だちが何人も…。「もう切符出ないよ~」と先生に言われて、「あっ、そうか」とあわてて改札を出てきた子もいました(笑)。

 

 

国際センター駅は、東西線の駅の中でも珍しい、車両が地上に出入りする様子が見られる駅。写真ではちょっとわかりにくいのですが、ちょうど大町西公園駅側のトンネルからこちらへ向かってくる車両を見ることができました。子どもたちからは「うわぁ~」っと歓声が上がりました。

 

 

【自分でお金を入れて切符を購入し、改札を通って、地下鉄に乗車する】という大きなミッションを終えて、ホッとした様子の子どもたちでした。朝のうちの肌寒さも和らぎ、おだやかな秋の陽射しを受けながら、いよいよ青葉山公園へ到着です。

 

つづきは明日のブログで。

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