園からのおたより
今年もおいしい焼き芋を食べました🍠
暑いくらいの秋晴れの中、毎年恒例の焼き芋会がおこなわれました。今年は、お隣のまつぼっくり保育園の4,5歳児のお友だちと、未就園児クラブひよこクラブの親子も一緒です。
前日に、子どもたちがサツマイモを濡らして新聞紙やアルミホイルでくるみ、下準備をしました。年少組の子どもたちは初めての経験に、ワクワク感が止まりません。クラスの先生の話をよく聞いて、上手に巻いていました。
園庭の真ん中では、勢いよく火が燃えています。登園時間だったので、スクールバスから降りてきた子どもたちはみんな、立ち止まって見入っていました。火って本当に熱いんです。煙は目にしみるし、顔は焼けつくようだし、思うように近づけないのです。火の番をしている先生たちはみんなタオルを頭に巻いて奇妙な格好をしていましたが、そんな姿も子どもたちの目を引いていました。
焚火の火が少しずつ落ち着いてきて、『熾火』(おきび)と呼ばれる状態になったら、子どもたちが準備してくれたサツマイモを投げ入れ、約1時間ほどでしょうか、じっくりと火を通していきます。(毎年イモの様子を見ながら時間を調節しています。)焼きたてはとても熱いので、冷めるまでは先生たちの劇を観て過ごします。今年は劇「五と言ったらサツマイモ」を観ました。五本のサツマイモを持った魔女が、先生たちにサツマイモを数えるよう頼み、「五」と言ってしまった先生をサツマイモに変えてしまうというもの。先生たちが次々とサツマイモにされていく様子に、子どもたちからは「やめて~!」「〇〇先生が~!」という悲鳴ともとれる声が…。最後は魔女がちょっとしたミスから自らサツマイモになってしまい、魔法が解けた先生たちはみんな元に戻るのですが、今年も魔女は生き生きとしていて、そして見事な演技力でした。初めて参加した保育園、そしてひよこクラブの子どもたちは、びっくりしたかもしれませんね(笑)
「おいしいね」「甘いね」と、旬を楽しんでくれたようです。西多賀幼稚園だからできる、おいしくて楽しい秋のお楽しみ行事、焼き芋会。今年も大盛況でした。ご家庭での準備ありがとうございました。